DaiGo氏「知識を操る超読書術」を読んで

DaiGo氏「知識を操る超読書術」を読んで

~DaiGo流~ 人生を変える読書術


‘‘‘文章を読めること、その内容を自分の人生に役立てることができるかは別物です。’’’

冒頭4ページ目にして早速この文章を目にして、心が痛くなりました。「確かに俺は、、本は読むけど役立てれてないぞ、、」そのような思いを頭の片隅に置いて読んでいきました。本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、その本を読む準備をしているかどうかで7割決まり、重要なのは読書の前に「得たい知識」を明らかにすることだそうです。

~ 1章 ~ 非科学的な読書の否定

この章では世に蔓延している多くの読書術をバッサリと否定しています。

‘''「速読」に囚われると内容が置き去りになり、「多読」を目指す目的を見失い、「選書」にこだわると自分に都合のいい本ばかり読んでしまいます’’’

1.速読の嘘 


基本的に速く読める本は簡単で、本を速く読むことに意味はないと主張しています。まず文章を読むスピードの75%は遺伝で決まっており、スピードよりも「スキミング=拾い読み」することで読むべき箇所を減らし選択していくことが重要です。

その本を読むことによって何を得たいのかを考えることで、読むべき箇所が10分の1まで減らすことが可能になります。

2.多読の嘘 


たくさん本を読んでも知識は増えない、欲しい知識が明確であれば、少ない情報からでも多くの知識を得ることができると主張しています。

アウトプット前提や目的が明確な読書は脳のパフォーマンスは向上し、感情集中力を利用して記憶を深めることが重要だそうです。

しかし、アイデアを生み出すためには、複数のジャンルの本も読むことも大事で自分にとっての持続的イノベーションと破壊的イノベーションの両方が必要となります。

3.選書の嘘 


良書かどうかを考えて本を選ぶというのは、意味が無いそうです。本は読み手の状況によって、その価値は大きく変わります。大切なのは読み手にとって役立つ知識や情報を選ぶことだとおっしゃっています。

良い本は教科書」としてインプットに「ダメ本は問題集」としてアウトプットに利用することができます。大事なのは、どんな本もアウトプットにつなげる姿勢です。

~ 2章 ~ 読書の質を高める3つの準備

1.メンタルマップ 


メンタルマップとは、人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化するものです。何か行動を起こすとき、その理由、もたらせるメリット、期待していることなどを3つ箇条書きでメモに書き出すことで、興味を持続させ、途切れた集中力を復活させることが期待できます。 もしその本への興味を失っても、メンタルマップを読み返すことで再び興味を持つことができます。

脳科学的にもこの方法は有益で、心理学で「カラーバス効果」というものがあり、脳は1つのことを意識すると無意識にそれに関する情報を集めて認識しようとします。

2.キュオリシティ・ギャップ


キュオリシティ・ギャップとは好奇心のギャップのことで、「自分があらかじめ持っている知識」と「本の中に書かれた自分が知らない知識」の差を意識することで好奇心を刺激し、内容が記憶に残りやすくなるそうです。

本を読む前にノートの左にあらかじめ知っている知識を書き込み、読みながらノートの右側に興味を持ったことを書くことでその差を意識し、脳を面白がらせて知識を埋めていく方法を薦めています。

3.セルフテスト


「セルフテスト」は自分の現在地を知るために行います。

本を読む前に5分間のセルフテストを行い、本がうまく読めない理由を確認します。 その対策を知ることで、読書への苦手意識を払拭していくことができます。

メルボルン大学の研究チームが推奨する、主な読書の挫折の原因とその対策が10個あります、当てはまるものがあればその対策を実践しているかしないかで結果が大きく変わってきます。

【自分の現在地を確かめる10のチェックリスト】

1. 十分な時間とモチベーションが足りない

→メンタルマップを活用し、取りあえず読みはじめてみる

2. 集中力の維持ができない

→「10分だけは集中する」とタイマーをかけて読む。

3. 読むスピードが速くならない

→ 読む速度を上げることは意味がない。

4. ボキャブラリー不足

→ 悔しい感情を浮かべながら単語を書き出してみる。

5. 本のどの部分に集中すべきか選べない

→ 最初から最後まで読まなければならないという考えを捨てる。

6. 新しい理論、細かい情報を理解できない

→ 自分が理解できるところと自分の持つ知識との共通点を見つける。

7. メインのポイントと議論のポイントがつかめない

→接続詞に注目すし、読むべきパートと捨てるパートを見分ける

8. エビデンスの価値が測れない

→ エビデンスがない場合は読む必要がない。

9. 本の内容を理解するための背景知識や経験がない

→ 入門書を読み、背景となる知識を身につけた上で再読する

10. 馴染みのない分野である

→ 入門書を読み、背景となる知識を身につけた上で再読する

  ‘‘‘事前に挫折ポイントと対策を知ることで読書の壁に備える’’’  

~ 3章 ~ 理解力と記憶力を高める読み方

DaiGo氏は読書において理解力と記憶力を高めるために5つの読み方を提唱しています。この読み方をすることで、DaiGo氏も成果を格段に上げているそうです。どの読み方にも共通している点は「単なる読者にならないこと」です。好奇心や想像力、質問力を駆使して、主体的に読んでいくことが重要となります。

1.「予測」読み 


予測読みとは目の前の本にどのようなことが書いているのかを予測することです。

予測読みでは必ず予測を箇条書きにして記録し,実際に読み始めた時に予測との差を比較することでギャップがあればあるほど脳を刺激し焼き付けます。 そして、予測と結果との違いを意識することで脳が裏切られたと感じることで理解も深まりやすくなります。

さらに、人間には「一貫性の原理」というものが働くため、一部を読んで面白く感じた場合、その前後を読まない状態が気持ち悪くなってきます。自分の感情を利用することでますます本が読みやすくなります。

2.「視覚化」読み


視覚化読みとは読んだ本の内容を頭の中で想像し、脳内でビジュアル化して映像的に膨らませる読み方です。

ビジュアル化で重要なのはストーリーの存在です。ストーリーをイメージしにくい場合は文章の論理構造を意識的にイメージすることでビジュアル化を可能にし、記憶を定着さ背ます。

論理構造とは「前提 → 解説 → 結論」を一まとめにしたものです。

文章のビジュアル化ができるようになると、忘れることなくすぐに思い出すことができるようになります。 DaiGo氏の場合は、ビジュアル化したイメージをマインドマップに書き出し、空いた時間には読み返しては内容を記憶に定着させているそうです。

3.「つなげ」読み


つなげ読みとは自分と「本の世界」を結びつけることです。

  • Text-to-Text ・・本の内容と過去に読んだ本の内容を結びつける

  • Text-to-Self ・・内容と自分の記憶や過去の体験を結びつける

  • Text-to-World ・・内容と現実世界で起きていることを結びつける

これら3つを繋ぎ合わせることで、相互に繋がりあった情報は抜け落ちにくい情報としてあなたの中に定着していきます。

4.「要するに」読み


要するに読みは、思い切って自分の言葉で要約する読み方です

章ごとに自分の言葉で要約し、「要するに、こうでしょ!」と言い切ることです。要約できると自分の興味が明確になり、どの部分を読むべきかの選択眼を高めることができ、さらに、内容に優先順位がつけられるようになります。

読むべき順番を自分に合わせて調整することで、目的意識が高まり、集中力が持続しやすくなります。

5.「質問」読み


質問読みは本の内容に質問を挟む読み方で、著者にツッコミを入れながら読み内容の理解度を高めるテクニックです。

重要なのは、質問の内容を念頭に置いて本読み進め、自分なりの答えを導くことです。質問に対して正解を出すことはあまり必要ではなく、問題を意識して、答えを探しながら読むというプロセスに意味があります。

質問読みを習得することで、受け身にならない主体的な読書をすることが可能になります。

~ 4章 ~ 頭の良さは説明力で決まる。アウトプットのやり方

理論物理学者アルベルト・アインシュタインはこのような言葉を残しています。

   ‘‘‘6歳の子に説明できなければ理解したとは言えない’’’

これは読書にも当てはまります。

本から得た知識を自分の生活で活かせてこそ、多くの本を読む意味があります。

ポイントは2つ

・本から得た知識を定着させ、あなたや周囲の人のために役立てること
・読んでいいと思ったことを実践し、習慣にする

1.テクニカルタームで相手の心をつかむ


予測読みとは目の前の本にどのようなことが書いているのかを予測することです。

予測読みでは必ず予測を箇条書きにして記録し,実際に読み始めた時に予測との差を比較することでギャップがあればあるほど脳を刺激し焼き付けます。 そして、予測と結果との違いを意識することで脳が裏切られたと感じることで理解も深まりやすくなります。

さらに、人間には「一貫性の原理」というものが働くため、一部を読んで面白く感じた場合、その前後を読まない状態が気持ち悪くなってきます。自分の感情を利用することでますます本が読みやすくなります。

2.SPICEで説得力を上げる


説明が上手い人は、10ある知識を状況に応じて使い分け、100あるように見せることができます。オリラジの中田さんとかが良い例ですよね。読書を習慣にして説得の技術を磨きましょう。

SPICEの公式は、オックスフォード大学の教授で心理学者の「ケヴィン・ダットン博士」が「人をその気にさせる説得の公式」としてまとめたものです。


S  :  Simplify(単純化)

P  :  Perceived self-interest(私的利益感)

I  :  Incongruity(意外性)

C  :  Confidence(自信)

E  :  Empathy(共感)

この公式に当てはめながら相手に説明することで説得力が非常に増すそうです。

特にこの公式の1つの共感を鍛えることに関しては読書が非常に役立ちます。トロント大学の研究では「小説を読む量が多いほど、他者の心の状態を読む能力が高かった」という結果が出ています。

3.思想書と科学書のダブル読み


説明能力を高めていくためには、説明の土台となる知識や考え方をインプットする必要があります。そこで、DaiGo氏がオススメしている方法が古典を繰り返し読むことです。ただし、科学は日々更新されるので最新のものを追いましょう。

時代を超えて読み継がれた古典で思想を学び、最新の科学書から最先端のトレンドを学び、それを繰り返すことでアウトプットを繰り返していくことが大切です。

まとめ

この本を読む前は、流行っている本をただ読むみたいなことが多く読み終わったあと内容をよく覚えていないことが多々ありました。今後は読書を始まる前になぜ読むのか、何を学びたいのかを明確にして読み、アウトプット繰り返していこうと思いました。

本書ではDaiGo氏が具体的な事例やエビデンスを使って説明され、実生活への活用方法についても詳しく書かれており、章間のコラムも非常に面白いので是非読んでみてください!

ありがとうございました!!

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