【Mac】パワポのユーザー定義フォントを設定する

一生使える見やすい資料のデザイン入門を読んでいた際に、和文は「メイリオ」、英文は「Segoe UI」が見やすいプレゼン資料を作るには良いと書いていたので実際に設定してみようと思います。
実行環境
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macOS Catalina 10.15.7
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PowerPoint2016
なぜフォントを変えるのか
スライドのフォントは視認性の高い「メイリオ」が最適となっています。
しかし、英文に対して和文フォントのメイリオなどは見栄えが悪くなりよくありません。
欧文に対しては、欧文フォントを適用することで非常に見栄えがよくなります。その中でも「Segoe UI」というフォントが和文とのサイズ差が小さく「メイリオ」との親和性も高いです。
以上の理由からスライドマスターを用いて、デフォルトのフォント設定を和文は「メイリオ」 、英文は「Segoe UI」となるように設定しておくと、いちいち変更する必要がないので非常に楽になります。
実装
なぜかMacではパワポ内で直接設定できないので、ターミナルなどを使って実装していきます
ディレクトリを移動します。
$ cd ~/Library/'Group Containers'/****.Office/'User Content.localized'/'Themes.localized'/'Theme Fonts'
$ touch my-font01.xml
my-font01.xml
をエディターで編集します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<a:fontScheme xmlns:a="http://schemas.openxmlformats.org/drawingml/2006/main" name="Meiryo_SegoeUI">
<a:majorFont><a:latin typeface="Segoe UI"/><a:ea typeface="Meiryo"/><a:cs typeface=""/></a:majorFont>
<a:minorFont><a:latin typeface="Segoe UI"/><a:ea typeface="Meiryo"/><a:cs typeface=""/></a:minorFont>
</a:fontScheme>
a:latin が欧文フォントの設定、a:ea が和文フォントの設定です。
パワポの確認
メニューから 表示 > スライドマスター に移動します。

フォントを設定する所からこのようにユーザー定義フォントが追加されていればうまくいっています。
今回の内容は以上です、ありがとうございました。